簿記２級取得>簿記２級の出題傾向を把握するコツ

簿記２級の出題傾向についてその問題形式にはパターンがあり、
大体５題以内の出題傾向となっています。具体的に、
どういう問題が出されるかについて、下記で説明していきます。
第１問 　仕訳問題
　個々の仕訳それぞれについて、内容を問われる基本問題です。

第２問 　主に帳簿に関する問題
　特殊仕訳帳または伝票会計がほとんどを占めています。なお、
　特殊仕訳帳には「帳簿記入」と「試算表作成」の2パターンがありますが、
　最近は「試算表作成」のほうがよく出題されています。
第３問 　精算表作成問題または本支店会計
　精算表作成問題または本支店会計がほとんどを占めています。
　最近は交互に出題されることが多いです。

第４問 　費目別原価計算
　費目別原価計算の出題が半分くらいを占めていますが、
　部門別原価計算・個別原価計算・本社工場会計などが出題されることもあります。
第５問 　総合原価計算や標準原価計算、直接原価計算
　総合原価計算や標準原価計算、直接原価計算など様々な論点から出題されています。
　どれかにヤマを張るのではなく、どの論点が出題されても対応できるように
　しましょう。

簿記２級は商業簿記、工業簿記を共に理解した上で、
精算表作成または本支店会計が出来ていればよいとされます。
工業簿記は難しく感じますが、覚えれば確実に得点源になります。