簿記２級取得>簿記３級、２級、１級のレベルの違いを理解するコツ

簿記1〜3級のレベルの違いをご説明します。
日商簿記検定1級は最高レベルにあたり、かなり難易度の高い試験
です。
2級までは順調に合格できても、1級試験は何年かかっても合格
できない、という人も少なくはありません。
理由としては、試験範囲が2科目から4科目になる事があります。
加えて、その科目の1つでも得点が40％に満たないと、不合格に
なってしまうのです。

これについては、公認会計士や税理士を目指すのであれば別ですが、
一般企業で働く程度なら簿記2級の資格があれば、十分だと考えられます。
2級の試験では、3級にもあった商業簿記に加えて、
原価計算を行う「工業簿記」が必要となります。
工業簿記は数学的な要素が強まるので、苦手とする受験者も多いですが、
総得点の4割を占めるので、無視する訳にはいきません。

工業簿記は理解すれば、比較的得点が取れる分野です。苦手意識を
持たず、取り組みましょう。
就職・転職のために簿記の資格を取得するのであれば、2級は必須。
過去問を中心にしっかりと勉強をすれば、誰でも合格できますから、
自信を持って勉強しましょう。

基本的なスキルの習得はこの3級からで、2級から徐々に応用となります。
仕訳のルールや専門用語を理解すれば、2級は独学でも十分合格できます。
今後に活かす道の広い簿記2級ですから、是非ともチャレンジしてみたら
どうかと思います。

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